金は年内に4500ドル(1グラム22000円)を試すだろう。

2025/09/29

エディンバラ外交経済学院 Briefing

地政学リスクの悪化とFRBの独立性への攻撃により金は年内に4500ドルを試すだろう。南アフリカ株、銀とプラチナも魅力的な投資先。

貴金属分散投資。

 

投資目的別のおすすめポートフォリオ構成

投資スタイル

プラチナ/パラジウム

インフレ対策

70%

30%

0%〜5%

成長期待型

40%

50%

10%

小額分散型

50%

45%

5%

長期保管型

60%

20%

20%

参照

GoldsilverJapan 9月20日  https://www.goldsilverjapan.com/post/%E3%80%90%E4%BF%9D%E5%AD%98%E7%89%88%E3%80%91%E5%88%86%E6%95%A3%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%B2%B4%E9%87%91%E5%B1%9E%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%81%AE%E6%A7%8B%E7%AF%89%E6%96%B9%E6%B3%95

【保存版】分散された貴金属ポートフォリオの構築方法

世界は3つの問題に対処しており注目度も分割されている。

主権侵害のロシア・ウクライナ戦争、人権侵害の中東紛争とトランプのLIO(自由で開かれた国際秩序)も無視した関税政策である。

一つの問題に注力できずどの一つも問題が解決できていない状況だ。

 

今回のイスラエルのウクライナ軍事支援はネタニヤフ氏の世界3大問題継続が目的にあるのではないか。

ネタニヤフは国内での裁判だけでなくICCからも逮捕状が出ており、自身の政治生命を保つために継戦する。

またイランの代理勢力を一掃する格好の好機である。

こんな機会は二度とないかもしれない。

自身の戦争が終わるまで他の2つの戦争も続いてほしい。

 

ロシア系とウクライナ系住民をそれぞれ40万人抱える人口900万人のイスラエル国家にとって一方に明確に与するのは難しい。

しかしイランの後ろ盾はロシアであり、ウクライナ支援により継戦能力を高めロシアの敗北を望んでいると思われる。

 

周辺地域に目を向けると民主主義の理念を共にする西側諸国が次々にパレスチナを国家承認している。

ついに国際的圧力が高まってきた。

時間は限られてきた。

ウクライナ危機の影に隠れてネタニヤフは均衡性の原則に反した殺戮を一気に進めたいところであろう。

 

欧米の対ロ制裁強化とウクライナの攻勢により地政学リスクは高まり、原油価格は一時的に再上昇し70ドル近辺で推移するのではないか。

 

そして安全資産である金価格は更なる上昇を続ける。

2023年10月のハマスのイスラエル襲撃に端を発する中東紛争の一年間で金価格は約700ドル上昇した。

その後トランプ政権が発足すると関税政策による政策不透明性が加わり4ヶ月で約600ドル上昇。

2024年7月からはFRBの独立性への攻撃が激化し、3重苦から三ヶ月で約500ドルの急騰を見せている。

今、対ロ経済制裁強化によりウクライナが攻勢を強め、安保リスクが再び高まる。

4重苦で金は年内に4300ドルを超え4500ドルに迫るだろう。

金銀比価での銀の割安感から銀とプラチナも金に連れ高し、更なる価格上昇は見込まれる。

そして金鉱株が多く最高値をつけた南アフリカ株も有望な投資先だ。

 

トランプのFRBの独立性への政治介入のレトリックは原油価格ではなく雇用情勢悪化か。

原油価格の上昇は中長期的には軽微なインフレ圧力しかもたらさないとのFRBの分析があるがトランプが理論的分析のレトリックを用いるとは考えにくい。

理論は岩盤支持層には響かない。

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