August 7th, 2026
EIDE Briefings-memo series
AIインフレとFedの金利政策、ドル円
ー円安を食い止めるのは困難だ。
Brussels Effectが働く欧州とは異なり過度な商業主義のアメリカではハーパースケーラーによるデータセンター関連の投資が加速している。
イラン戦争も現在の高インフレの要因であるが安全保障学上短期的な影響であるのに対し、数年前からAIインフレは残存してきた。
データセンターは電力、水、冷却装置、半導体など広範な分野の需要を押し上げる。
それがAIインフレの要因である。
現在では過剰な需要を抑えようと電力効率の改善などの技術進展が起きているがAIインフレを打ち消すほどの威力ではない。
最近日米の為替市場への協調介入があったが円安は構造的な要因であり円安を食い止めるのは難しい。
法人企業は海外移転を進めたが円転はせず、財源なき拡張財政も国家に対する投資家の不安を増長させる。
さらにAI起因のインフレ退治のためにFRBは利上げする可能性も十分にある。
日米金利差は大きく開いたままであり円安に歯止めがかからない。
CPIパソコンと半導体価格(PPI半導体に着目)
2026.06.04 NOMURA ウェルスタイル

野村證券のマーケット解説
AI投資はFRBに利上げを促すか? インフレ圧力を高める可能性があると考える理由 野村證券・小清水直和
https://www.nomura.co.jp/wealthstyle/article/0752/